2015年11月13日

黒い砂糖は寿命をのばし、白い砂糖は寿命を短くし、なおかつ肥満に

ダイエットの時に砂糖はNGですが、その砂糖について少し。
日本に砂糖が入ってきたのは、天平勝宝六年(754年)に鑑真和尚が中国からみやげにもってきたのが最初だといわれています。

ただし、砂糖はつねに貴重品であって、一般に普及しはじめたのは明治以降になってからでした。わが国で砂糖キビが生産されるようになったのは、奄美大島が最初( 1600年代はじめころ)で、ついで沖縄で生産されるようになっています。

砂糖は塩のように生命維持に欠かせないものではなく、どちらかといえば「嗜好品的食品」ということができます。嗜好品はたまに食べるものであって、常食するものではありません。

しかし、現在の日本人の食生活はまさに「砂糖漬け」というに等しいほど、砂糖だらけになっています。清涼飲料水やジュース類、菓子類、パン、ケーキ類は当然として日本酒、焼酎などのアルコール類、ケチャップ、マヨネーズなどの調味料、そしてたばこにさえ使われています。決して極端ではなく、砂糖の入っていない食品がどのくらいあるのか?

そのように考えたほうが早いくらいでしょう。そして、米や小麦粉、あるいは塩のように、砂糖もまた精製され真白な白砂糖になっています。

沖縄には「黒い砂糖は命を延ばし、白い砂糖は命を縮める」という言葉があるといいますが、その成分を比較してみると、まさにおおげさではないことがわかると思います。

また、白砂糖のとりすぎといえば、虫歯、肥満といった話で終わってしまいがちですが、今、もっとも考えなければならないのが低血糖症という病気なのです。

日本ではまだまだ話題にのぼることも少ないですが、アメリカの「健康・教育・福祉省」が1966年から67年に行なった調査によると、45%に低血糖症的症状があると発表されています。

おそらく、わが日本も、確実にその道を歩んでいると考えるべきだと思います。低血糖症には、さまざまな症状があります。「忘れっぼい」「集中力がなくなる」「感情をコントロールできなくなる」「いらだつ」「気分がふさいで沈みこむ」「ときどき激しい食欲がわく」「興奮すると手に汗をかく」「コーヒーや紅茶を毎日多量に飲む」といったように、じつにさまざまな症状があるところが、この病気の特徴といっていいでしょう。

とくに、精神面に問題があるかのような症状が目立ちます。なぜ、このような症状があるのか、その原因を食生活の面だけから考えることには問題があるかもしれませんが、おそらく次のような理由だと考えられています。

食物を摂取すると、血液中のブドウ糖の量が上昇します。健康な人の場合には、おもに膵臓から分泌されるインスリンというホルモンによって調整され、ほぼ一定の量に落ち着きます。インスリンが不足すると、血糖値が下がりません。それではまずいので尿から糖を出してしまうのがいわゆる糖尿病です。

ところが、精白食品(白米、白いパンなど) の常食、そしてケーキ、まんじゅう、アメ、チョコレート、清涼飲料水などを頻繁にとっていると、血糖値が大幅に上がってしまいますから、それらを調整するために、インスリンを大量に分泌しなければならなくなります。

このような食生活を年中続けていると、インスリンが大量に分泌される習慣がついてしまうのです。いわゆるインスリンの過剰分泌状態になるわけです。

そのために、食事と食事の間というように、食物が入ってこないときは、血液中のブドウ糖が正常な量よりも減少してしまうことになります。

ブドウ糖は血液中にあって、全身をめぐっているわけですから、それがスムーズにいかなくなるために、さまざまな症状を起こすことになるのです。

脳も例外ではありません。私たちの脳細胞は十分なブドウ糖の供給があって、はじめて正常な機能を果たします。それがスムーズにいかなくなるために、「忘れっぼい」「集中力がなくなる」「感情をコントロールできなくなる」といった、精神面に問題があるかのような症状がみられるわけです。

ある人は、甘いものを食べていないと手が震えるという人もいました。砂糖は「甘い麻薬」と述べている専門家もいますが、これは決して大げさではないのです。
甘いものがやめられないメカニズムはこちらです。
posted by ダイエットマニア at 15:59 | Comment(0) | ダイエット