はじめてみて続けられそうなダイエットを選ぶ
腹ヤセ脳を作るためにセルフモニタリングを行うさいには、食事と運動でそれぞれ3、個まで、合計で最大6個の行動日標を設定し、セルフモニタリングシート(に記入します。ここで大切なのは、「無理せず、がんばりすぎず、続けられそう」という視点です。従来の強制ダイエットでは、体重の減少に直結する減食や運動などを行動日標として設定していました。
このやり方は一見、合理的に見えますが、本人が「やりたくない」「続けられそうにない」と思うような行動目標は続きません。ダイエットを始めたばかりのころはやる気が高く、ある程度は続くこともありますが、しばらくするとやる気を失い、リバウンド(体重がもとに戻ること)したりする危険が高いのです。
つまり、腹ヤセ脳になる第三の秘訣は、「無理な減食やきつい運動などをやめること」と、肝に銘じることなのです。
例えば、運動をしたことのない人が「ひと月に3kg減量するため、1日30分歩く」と決意しても、ほとんど続かないでしょう。しかし、これが「1日10分だけ歩く」だったら、毎日続けられるかもしれません。スポーツクラブに通うという目標を立てた人は、毎日ではなく、最初のころは過に1回と決めれば、無理なく続けられるのではないでしょうか。
問食の禁止、禁酒、禁煙などもいきなり行うのではなく、過に1日から始めればいいのです。自分のできそうな目標を立て、小さな行動でも続けていくことが、腹ヤセ脳を作るためには重要です。
行動目標を決めるときの条件は、たった2つ。「その行動をやってみたいか」「その行動を続けられそうか」です。やってみたくて続けられそうな目標なら、成功する樺率は高まります。
「継続は力なり」という言葉があるように、小さな目標でもコツコツと積み重ねれば、いずれは目に見えるダイエット効果へとつながるでしょう。
プロの場合、体重をひと月に2kg以上落とさないような行動日標を立てるように指導します。それ以上急激に減量すると、リバウンドする危険が高まるからです。ゆっくり、じっくり、できる範囲で太らない生活習慣を続けていくのが、長い目で見ると腹ヤセ脳に早くなれるのです。60〜70%の確率で達成できそうな目標を選ぶようにすると、結果的に長続きします。
半年続ければ下腹はへこむ
行動日標を立てたら、それをセルフモニタリングシートに記入し、それがこなせたかどうか、毎日の終わりに評価し、シートに記録します。評価は、「○ まあまあできた」「△ あまりできなかった」「×できなかった」の3段階。達成率は70〜80%でいいので、週に1〜2回は△ や×がついても当たり前。そんな気持ちで、らくに続けてください。
ただし、1週間のうち半分以上も△や×が並ぶと、体重が思ったように減りません。その場合は、そのまま続けずに気持ちを新たにして、やってみたくて続けられそうな行動日標を選び直しましょう。
反対に、週5〜6回クリアできている行動目標は、もう少し高いレベルのものに入れ替え、新しい目標に挑戦するようにしましょう。
目標の選び直しは、1ヶ月後を目安に行うようにしてください。セルフモニタリングでやる気を高めながら、新しい行動日標にチャレンジしているうちに、脳が自然と腹ヤセ脳となり、太らない生活習慣が身につくようになります。
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